トシーゾです。
今回は俳優養成所でレッスンを受けつつ、舞台などで活動されている遠田恵理香さんに新宿でインタビューしました。
遠田恵理香さんにインタビュー
小学校~大学時代
そのときの先生達のオーディションで時間の神様に選ばれたんです。
このとき舞台の中で照明が当たってセリフを発した瞬間に「こんなに面白いことはないな。」って思ったんです。
子供だったので食べることや遊ぶこと、本もマンガも好きだったけど、完全に全てを超越してきた面白さで!
言葉や理屈でどうというわけではなくて、感覚的に「これだな!」って思ったんです。
この発表会は生徒たちにとって雑談タイムでなかなかちゃんと見てもらえていませんでした。
それでちゃんと聴いてもらえないのは嫌だったので3年生のときは脚本とかキャラクターとかを10代受けするように演出したんです。
そしていざ、発表会というときに事故で会場の照明が落ちなかったんです。
それでちょっと注目されたこともあってか、ちゃんと見てもらえて終わった後に後輩の子が握手を求めてきたりとか、先生方やお母様方からお声がけをいただいたりして。

演出もされたということですが、既存の作品をやったのでしょうか?
出版社の許可を取るって大人でもなかなかできないですよ。
高校でも演劇部に入ったのですか?
そこで演劇部を作ろうとまだ友達がいない最初の1週間で全クラスに声をかけたんですけど、怖がられて誰も集まらなくて。
夏休みに入ったときに、一人で「演劇やらない?」って声かけてたのが先輩に伝わったみたいで、部活の先輩経由で3年生の先輩方に伝わったみたいで、「3年生の有志と一緒にやらないか?」って声をかけていただいて。
1年生は私一人で飛び込むカタチで座長として参加し、9月の文化祭で舞台を発表しました。
で3年生の有志の方々を舞台をやったとのことですが、3年生はこの後いなくなっちゃいますよね。
その後も継続できたのでしょうか?
それで結構興味を持ってくれる子が増えて、そのときやった作品を見た同級生の子も声をかけてくれて。
演目をやるのに最低限必要な15人は集まりました。
半分くらいはなかば無理やりだったけど(笑)
なので、その子達の部活後の6時~9時とかに練習してました。
その後の活動状況はどうだったのでしょうか?
私がいた学校は中高一貫校だったんですけど、文化祭のときに2位を獲っていたこともあって中学生の子達も結構見に来てくれたんです。

その後、3年生の卒業公演の時には旗揚げ公演と同じキャスト・スタッフでやりました。
大学生でも演劇をされてたのでしょうか?
その後2・3年生時には役者を仕事としてやっていきたいという想いがあったので、公募作品や芸能事務所のオーディションなどを受けていました。
でも考えが甘かったのが撮影などで遠征ができなくて。
大学は通わせてもらっているという立場だったので、あまり飛び出すこともできず。
中途半端で決まらなかったですね。
その後、役者に関しては親の反対もあって、3年生の終わりから就活をしました。
4年生の就活後にはもう一つあった演劇サークルで活動をしました。
1年生のときは今DVDとか見ても恥ずかしいくらい、見ていて幼いなぁって。
4年生のときは2・3年生のときのオーディション経験もあってもらう役の幅も広がって。
柔軟にやれてたと思います。
大学卒業後
立ち居振る舞い言葉使い方とか、とても厳しかったですがとてもタメになりました。
先輩方も所作なども含めて美しいかたばかりで。
このお仕事は1年半やりました。
ジュエリーのお仕事を辞めたのはやはり役者を目指すためでしょうか?
ジュエリーのお仕事をしながらも事務所所属を目指すか、養成所で学ぶか、フリーで活動するか、と考えて。それでスクールで学ぼうと決意しまして。
去年の8月に養成所の受験があったのでお仕事をやめました。
そのときはまだ受かるかわからなかったのですが、受かることができました。
10月からレッスンをスタートして。養成所に所属するカタチにもなってます。

先生もバラエティあふれるいろいろな先生から学ぶことができるので。
舞台の俳優の先生もいれば、ハリウッドで活動っされていた先生とか、劇団を持っている先生とか。
養成所は1クラス15人前後なので、緻密に1人1人見ていただけて。
仕事としてやるということはこういうことなのかって思いました。
集客とかシビアな問題ですね。
知り合い以外のかたに、いかに観ていただくか。というのが今の課題ですね。
今後の目標とメッセージ
舞台は有名どころの劇場でやりたいなっていうのがあって。
紀伊国屋ホールとか。下北沢の本多劇場とか。これは普通立てないですけどね。
あと世田谷パブリックシアターとか池袋の芸術劇場とか。そういうキャパシティとか知名度とかで目指している劇場があって。
そういった劇場に立つのが目下の目標です。
舞台と映像では演じ方がかなり違うので。どちらも学んだうえで、どちらでも通用する役者になりたいなって。
スターになりたいとか、そういうのはあまりなくて。
観客の心情にシンクロできるぐらい身近な感じがする役者になりたいというか。
観ているかたを勇気付けたり励ましたりする作品の1パーツになりたいって思います。
最後にブログ読者にメッセージをお願いします。
いつだって子供の頃のトキメキが側にいて、大人になった私を励ましてくれます。
このトキメキが沢山のトキメキに繋がるよう芝居の世界でこれからも成長してゆきます。
是非応援してくださると嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

インタビューを終えて
以上、遠田恵理香さんでした。
お会いしたときの印象はやわらかい印象というか、ほわぁっとした感じの方なのかなと思ってました。
声も結構やさしげな感じだったんで。
でも、いざお話をいろいろ伺っていたらお話の中身が結構パワフルというかアグレッシブというか。
正直ビックリしました。
学生時代の奮闘っぷりもスゴイですよね!
※2018/11/13追記 この後、遠田さんは2018年9月に紀伊国屋ホールの舞台に出演し、目標を一つ達成されています。
【リンク】役者の遠田恵理香さん、紀伊国屋ホールの舞台「漫画の祖、ふたりー楽天と一平―」出演決定!
2018年8月1日から5日にかけて、すみだパークスタジオで行われる「真夏のカーニバル~再来~」という舞台に出演されるそうです。
遠田さんの他にもステキなレディが沢山でるそうです!

【ストーリー】
ここはとある養成所
ここでは様々な年代の女優志望の人々がやってくる。10代後半から50台まで(ほぼ40代以上が大半をしめる。)ある日、講師の鬼俵講師がやってきて、皆に告げた。
「来たる、8月1日、あなた方は公演を行います。歌あり、ダンスあり、笑いあり、全員が水着になってもらいます。タイトルは・・・真夏のカーニバル」そうして、彼女たちは公演に向けて走り出した。そこには様々なドラマが待っていた。クラス内での年齢差から生まれる考え方の違いや仲違い、または夫がリストラされた、寝たきりの両親の介護、息子や娘の問題など・・・しかし彼女たちはそんなことには負けない。パワフルにただパワフルに今日も歌う笑うゲラゲラ笑う、そして楽しく踊るだけだ。そこには一体何がある?そりゃもちろん感動がある。
【スケジュール】
2018年8月1日(水)-5日(日) / すみだパークスタジオ倉
8/1(水) 19:30開演
8/2(木) 19:30開演
8/3(金) 14:00開演
8/4(土) 14:00開演 18:00開演
8/5(日) 14:00開演
※受付開始は、開演の45分前。
※会場時間は、開演の30分前。
【チケット】
(一般)前売り:3500円(全席自由) / 当日:3800円(全席自由)
(学生)前売り:3300円(全席自由) / 当日:3600円(全席自由)
(プレミアムチケット)前売り:3800円 要振込み(前列指定席)
※完売の場合はキャンセル待ち
【会場】すみだパークスタジオ倉
東京都墨田区横川1-1-10 鈴木興産敷地内
(アクセス)
JR総武線→錦糸町駅・北口より徒歩15分
都営浅草線→本所吾妻橋駅・A2出口より徒歩13分
東武伊勢崎線→とうきょうスカイツリー駅・正面改札より徒歩12分
半蔵門線・東武線→押上駅・B2出口より徒歩15分
都営浅草線・京成線→押上駅・A2出口より徒歩14分
ステキな舞台になりそうです。ご興味を持たれたかたはこちらの舞台も是非見てみて下さい。
今後は舞台と映像の両方で活躍できる役者を目指していきたいとのことですので、このブログでも継続して遠田さんの夢への挑戦を応援していきたいと思います。
みなさんもご一緒に応援よろしくお願いします!
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撮影:トシーゾ 新宿 歌舞伎町にて