トシーゾです。
今回は現在俳優、映像プロデュース、自転車旅と三足の草鞋を履いて活動中の皆川暢二(ミナガワヨウジ)さんにインタビューしました。
皆川暢二さんにインタビュー
現在東京で俳優活動をしていて、今年2月、自身がプロデュース・主演を務める映画を製作。
そして今年4月〜、その映画を製作するためにクラウドファンディングで支援して下さった方達に直接御礼という形で会いに日本各地を自転車で巡っています。
そして支援して下さった方達に直接会いに行くと共に、自分のライフワークでもある自転車で日本を巡るということをしています。
今後自身の俳優活動、そして映画を製作するために自身で発足したOneGooseという映像製作団体と共に人に頼らず自分達の足でチャレンジして行くということを信条に走っていきたいと思っています!
自転車旅について
いやー、なんというか、1つ1つの行動力が凄すぎてどこからお話したら良いものか(^^)
クラウドファンディングで映画を製作するというのは最近ではチラホラ聞く話ですが、実際に行動して資金を集められる人ってそんなには多くないでしょうからね。
しかも支援者の方々を自転車旅で会いくというのは聞いたことないですねぇ。
ご自分でプロデュースされたり、映像製作団体も発足されたりと、かなり勢力的に活動されてますね。
自転車旅では今はどのあたりにいらっしゃるのでしょうか?
現在宮崎県のえびの市にいます!
暑いですか?
7月2日〜鹿児島に一旦戻り、宮崎、大分と自転車漕いで進めます!
とりあえずえびの市は雨が凄いですね。

自転車旅をしてみようと思ったキッカケはあるのでしょうか?
元々1番最初の自転車旅がアメリカだったんですが、カナダにワーキングホリデーで一年行ったんですが、普通に生活してる内に慣れて刺激がなくなってきたんで、何か刺激のあることしようと考えた時に、そうだ「自転車でアメリカ大陸横断しよう」と突発的に思ったのかきっかけです。
アメリカ横断の印象はまずは月並かもしれませんが、広いということ。
景色の荘厳さの種類が日本とはまた違い、自分の脳内のスケールを広げてくれました。
シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク等、都市部はもちろん栄えてますが、それ以外の場所の何もない場所のエリアの方が割合としては多く、ただただ荒野をひたすら自転車を漕ぐ時間というのも長かったです。
アメリカは自分の固定概念をすっ飛ばしてくれる場所でもあったと思います。
そしてアメリカは銃社会でもあるので、基本野宿をしていた自分にとって常に緊張感のある場所でもありました。
人に関していえば地方の方々は人慣れしていないので、仲良くなるとすごくフレンドリーに接してくれて、沢山の人に助けられました。
自分1人の力では決してできなかったことだと思います。

アメリカ横断後にも旅はされていたのでしょうか?
この時は自分ともう1人相方の2人で行きました。
台湾旅はどうでしたか?
正直2人ということもあるし、距離的にも道の形状も、自転車を漕いで進むということに関してはラクでした。
純粋に1人ではない2人での旅の面白さも発見できたし。
今思うことは景観に関しては日本に似ています。
同じアジア人ということで国は違えど大分親近感が沸いてました。
俳優活動について
台湾でもアメリカでもいろいろな出会いがあったのは皆川さんに人を惹きつける何かがあるのかもしれません。
現在、俳優活動をされているということですが、いつごろから俳優になりたいと思うようになったのでしょうか?
その時自分は体育教師を目指していたんですが、教師になるなら色々なことを経験しようと思い、エキストラのバイトをやったことをきっかけにこの職業が面白そうだと思いやり始めました。
俳優活動はどのようにやり始めたのでしょうか?
その後フリーで舞台などを経験されたいたとのことですが、これまでの出演作で特に印象に残っている作品はありますか?
主役を務めたんですが、舞台二本目の作品で、俳優をやりたいと思って始めたものの正直芝居の面白さが分かっていなく、ただ人前に出たい、目立ちたいというだけだったんですが、この作品に携わって心から芝居が面白いと思えた作品で、自分がやっと芝居をするということに足を一歩踏み入った感じることができた大きな影響を与えてくれた作品でした。
映画の出演作で印象に残ってると言うと、去年上映された映画の「あゝ荒野」って作品と自身がメインで出ているCMの「ハイパーマン」ってやつですかね。
「あゝ荒野」に関して言うと話題にもなり濃厚な撮影現場に触れられたことは映画を作るという視点でも勉強になりました。
CMの「ハイパーマン」は自身がハイパーマン役を務めたんですが、メインを張るということの責任と重圧とそれに比例した楽しみを改めて感じられたことは大きかったです。
やはりメインを張るということは重圧もあるのですね。
今年の2月にプロデュース、主演を務める映画を製作されたとのことでしたが、その映画について詳細を教えていただけますでしょうか。
勿論内容に付随している意味なので完成した作品を見て頂ければ分かると思うのですが、内容に関して少しいうと、
東大卒業したエリートの男が主人公。
この主人公、東大卒業してから様々な仕事につくものの対人関係、自分の経歴のプライド、人格的な問題から仕事が長続きせず、悶々としてる日々が続いている。
そんな生活を送ってる中ある時ひょんなことがきっかけで銭湯でバイトしだすようになる。
ただこの銭湯、通常の銭湯の営業とはまた別に違う仕事も並行して行っていた。
そして主人公はその仕事の方にも参加しなくてはいけない羽目になる。
その中で様々な想像外の出来事、人との出会いによって主人公は変わるのか、変わらないのか?
自身が抱いている現状と理想の壁をどう受け入れていくのか?
そしてこの物語の結末にどういう決断を下すのか??
そういった所がこの作品の見所だと思います。
そして一番こだわったのがメインのロケーションの「銭湯」なので、この銭湯という場所の使い方が面白いポイントだと思っています。
この「melancholic」はどういったところで見ることができるのでしょうか。
そして都内、全国のミニシアターになりますが上映できるように動いていきたいと考えています。
ただこれに関しては正直映画祭などでどういう評価を得られるかによってだと思いますが。
宜しかったら9月上映する時は都合がついたら観に来てください^_^
皆川さんは現在俳優やプロデューサーなどの活動をされていますが、将来的な夢や目標などはありますでしょうか。
ただ会社にするのかただの団体にするかは今まだ考えていますが。
自分の行動と思いを思い返してみてもそれが一番自分の肌に合ってるのかなと。
その中で俳優として活動も勿論していきますが、自分が信頼する仲間とそして新たな仲間も一緒に作品を創作していきたいという思いが強いです。
読者へメッセージ
では最後にブログの読者にメッセージをお願いします。
これからも自分の感性を信じて活動していきたいと思いますので、皆川ヨウジという人間を応援して頂けると力になります!

インタビューを終えて
以上、皆川暢二さんでした。いやー行動力がハンパないですよね!
自転車旅する人はそこまで珍しくもないですけど、俳優やプロデュースなんかもされていて、自転車旅ですからね。
エネルギー量どうなってるんでしょうか?
この勢いで引き続きガンガン突き進んでいっていただきたいです。
近々完成予定の「melancholic」が上映される際は僕も是非観たいと思います。
今後もこのブログでは皆川暢二さんを応援していきます。
「melancholic」の新情報が入った際には再度、情報をお届けします。
あなたも皆川暢二さんを応援、よろしくお願いします。
※2018/11/12追記 皆川さん主演・プロデュース作品の「melancholic」が東京国際映画祭スプラッシュ部門で監督賞を受賞しました。下記リンクは監督賞受賞に関する記事です。
皆川暢二さんが主演&プロデュース作品の「melancholic」が東京国際映画祭で監督賞受賞!
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