どーも。トシーゾです。
今回はjazzy hiphopのDJ、beatmaker(ビートメーカー)のsounguage(サウンゲージ)さんにインタビューしました。
sounguageさんはオシャレな曲をたくさん作られてます。
アルバムもリリースしている実力派です。
ではインタビューをどうぞ。
sounguageさんの夢・目標についてインタビュー
1.自己紹介から
1日1曲を作れるよう日々頑張っております!
sounguageさんはどのようなジャンルの曲を作られているのでしょうか?
多分、自分の曲を聴いて頂けるとわかると思うのですが10年以上前から流行っていた「jazzy hiphop」というカテゴリに入ると思います。
jazz色がつよいものですね。よく周りからはオシャレと言われます。
最近はそのジャンルの定着が嫌なのでハードでノリがいいものも作ってます
でもやはり落ち着いた曲調がしっくりきて自分らしさが出ます。
2.DJを始めた当初~現在までの活動について
ノリのいいものも作られたりと作曲の幅も広げられているんですね。
ベースがjazzy hiphopにあって、そこからさらに広がるイメージでしょうか。
sounguageさんはDJやbeatmakerの活動はいつごろから始められたのでしょうか?
親からは趣味でやめときなさいと言われました。
その時はレコードが流行っていて小さなCD shopでもレコードコーナーがあったりしまして。で徐々にレコードも集めて行き始めて。
幸運なことに実家から歩いて5分の所にクラブがあり、最初はただのバーだと思っていたのですが母が飲みに言った時、機材がすごくあるよ!と言われて某スーパーのバイトの帰りに友達と視察しに行き、オーガナイザーと話し、イベントに出させて貰いましたが、その時のプレイは酷かったです笑
姉が録音していてくれて聞いたら才能ないかもなど考えていましたがやっぱり好きですし、続けてたら技術がいつのまにか身についてました。
Beatmakerとしては12年前からですね。日本語ラップを聴き始めてからです。
自分ならここはこうしたい!という願望が強くて。
レコードにはアカペラというバックトラックが入ってないラップだけが収録されてるのがありまして、それを使い、今でもやってるのがRemixです。
アカペラ欲しさだけにレコードを買うこともしょっちゅうです。

アカペラのレコードがあるというのは初めて知りました。レコードの量がものすごいことになってそうですね。
現在の活動で、クラブなどでDJをすることもあるのでしょうか?
なので今はヒップホップのレコードの量はそこまで多くないです。普通のかたからは異常だと思われそうですが笑。
サンプリングのjazzやsoulのネタは買ったらPC録音しているのでお気に入り以外はレコード屋さんに買い取ってもらっています。
DJはイベントの数が少ないので2年ぐらいはしていないです。
やりたいのですが…
DJの活動は17年前から始めたとのことですが、DJをやろうと思ったキッカケを教えていただけますでしょうか?
で、プレイしてみたらなんだこの低音は!かっこいい!と思いヒップホップ以外のクラブミュージックを買い漁ってました。
その後ヒップホップにたどり着きましたが。
あのゲームの影響で本当にDJになる人がいたなんてなんか感慨深いです。
ヒップホップ以外から買い始めたんですね。
その後ヒップホップにたどり着いたということですが、最初にハマったアーティストは誰ですか?
僕らの年代の方々はdragon ashからという意見がかなり多いですねー
その後は洋楽も聴くようになったのでしょうか?
深夜にやっていたワッツアップというラッパーのGaku mcさんが司会、進行のヒップホップ番組(おそらく知ってる方そうはいない笑)でランキング追っていて気に入って曲をメモして学校が休みの日、TUTAYAに CDを買いに行ってました。
半ば無理して聞いてましたね。絶対かっこいいものなんだ!と
その後はだんだんとハマっていったのですか?
その過程で好きになりました。
普通に聞いて好きになってわけではなく。
あとJ-WAVEのラジオのsoul trainでも勉強し好きになりました。
本当にいい時代に産まれてきたと振り返ってます。

僕も昔はよく渋谷にCD買いに行ってました。
ラジオで勉強してレコードを買っていくうちに好きになっていったんですね。
今のストリーミング配信サービスは本当に便利ですけど、昔のショップでお気入りのCDやレコードを「探す」行為は楽しかった記憶があります。
ヒップホップを好きになってからjazzy hiphopはすぐに好きになったのでしょうか?
Jazzy hiphopは先程述べたhip Hop Journey Da CypherでNUJABESのlyrical terroristsのremixがかかりあまりにも感銘を受けて一方でm-floのファンでvarbelさんに声が似てる!誰だ!ってなって探したら変名のL Universeだと知り、メジャーな仕事をしててアングラでも活躍しててかっこいいと!
とにかくhydeoutのレコードを集めてました。
有名な所でいうとshing02さんのluv sicシリーズなど、キッカケはNUJABESでした。
自分の世代でNUJABESからJazzy hiphop、underground hiphopにハマった方は多いはずです。周りもそうですし。
NUJABESが亡くなったときは心の底からショックでした…それからはまず根本なモノも知っておかねばと思いATCQ、gangstarr、Pete Rock、dilla、common、large pro、とにかくDJたる者、ヒップホップで知らなきゃいけないものは殆ど聞き、知識をつけました。
わかっていたつもりでしたが、かなりハードですね。
DJやbeatmajerとして現在まで、どのように活動されてきたのでしょうか?
ある時新しい出会いがあり同年代近くの仲間達と出会え幅が広がり、自身でアルバム3枚出せて今に至ります。
新しい出会いから幅が広がったとのことですが、その出会いでどのように幅が広がりましたか?
その出会いではどのように人間性の幅が広がったと思いますか?
3.今後の夢・目標について
既にかなりのキャリアを積んでこられていますが、今後の夢や目標を教えていただけますでしょうか。
後、1人でも多くの人に自分の音楽が届いたらなぁと日々努力してます。
きっと自分は生涯、いくつになっても死ぬまで音楽作り続けると思います。
僕も出来るだけ多くの人にsounguageさんの音楽が届くように応援していきます。
では最後にブログ読者に向けてメッセージをお願いします。
活動を支えてくれる仲間を見つけたり共に歩んでいく人を見つけて生きていくのも音楽の成功の秘訣だと思います。
音楽を楽しく、夢を忘れず、頑張っていきましょう。ありがとうございました。

インタビュー後の感想
以上、sounguageさんでした。
sounguageさんの曲聴いていただけたらわかるかと思いますが彼の曲、とってもオシャレです。
その昔(たぶん2001年)、レコード屋でたまたま視聴して買った「Five Deez(ファイブ ディーズ)」という4人組みヒップホップグループの「KOOLMOTOR(2001年発売)」というアルバムにどっぷりハマったことがあったんです。
ヒップホップなのにオシャレなところに衝撃を受けました。 (他のヒップホップのジャンルをディスってるわけではありません。スヌープドックとかエミネムとかフツーに好きです。)
そこからメンバー1人1人の別ユニット(3582とか)やソロとかも聴いたりして。
そのFive Deezのメンバーの1人、Pase Rock(ペイス ロック)のソロも好きだったんですけど、このPase RockがNUJABES(ヌジャベス)の作品に参加していたこと、くらいまでで知識は止まってました。
正直、ジャンル名とかジャンルの歴史とかもよくわかっていなかった。(というよりそういうの調べないタイプです。)
話を現在に戻します。
ステキな曲作っている人を僕のブログで紹介したいなあと思って、曲作りしてる人探しまくってたらsounguageさんを見つけました。
オシャレなヒップホップの曲作るなぁと。
見つけたはいいけどクオリティめっちゃ高いし、明らかに結構なキャリア積んでるぞ。どうしようかなぁ。なんて迷ってて。
でも彼の曲メッチャステキだし、断られたら断られたでしょうがない!と思い切ってインタビュー申し込んでみました。
そしたら思いのほか快くOKしてくださって今回のインタビューとなったわけですが、インタビューさせていただいたら僕の中で全てが繋がりました。
Five Deez(ファイブ ディーズ) – Pase Rock(ペイス ロック) – NUJABES(ヌジャベス) – sounguageさんというカタチで。 (このジャンルの始祖がFive Deezなわけではないです。)
ズガーンと来ました。
「繋がったぞー!」と。
、、、ワタクシごとでスミマセン。
でもね、決して1人よがりじゃないですよ。僕、音楽の趣味ミーハーですから。
JPOP、ロック、ヒップホップ、クラシック、テクノ、ハウス、EDMなどなど、幅広いジャンルの音楽を長年聴いてきています。
で、視聴しまくって良い曲探すんですけど、結局良い曲ってメジャーな場合が多いんですよね。
決してマニアック志向ではありません。
そして今、sounguageさんの曲を聴きながら記事書いていますが僕は確信しています。
「sounguageさんは本物である」と。
これから本物になるんじゃないです。「既に本物」です。
彼の曲はオシャレで、都会的で、大人で、メロディアスで、切なかったり、軽快だったり。
とにかくカッコイイんです!
僕はこれまでも、そしてこれからも取材対象者の方々の「現状の実力の評価」について自分の感性に嘘をつくことはないです。
基本的にこのブログで紹介する方々は夢を追う「これから」の方々が大半です。
だから現状は未完成です。
キャリアが浅いんだから当たり前です。
もちらん大いなる可能性を感じる人しか紹介してないですけどね。これからぐんぐんと伸びていくでしょう。
だけど彼の場合、キャリアが長いこともありますが、既にかなりの領域まで到達しています。
そして、この手のジャンルのアーティストは年齢・経験を重ねるごとに深みを増していきます。
今後ますます、素晴らしい曲を作っていってくれるでしょう。
sounguageさんの曲はCD、ストリーミング配信などのほか、彼のinstagramでも新しく作った曲やRemixの一部を聴くことができます。
sounguageさんをinstagramでフォローしてチェックしてみてください。
この「夢を応援するブログ」ではsounguageさんの音楽一本で食べていくという夢を今後も応援していきます。
みなさんもsounguageさんを応援よろしくお願いします!