夢を叶えるために

漫画家アシスタントになる方法は?必要なスキルやメリット、仕事内容などについて解説

「夢はプロの漫画家」という方が夢を叶えるために、まず漫画家のアシスタントを目指すののはとても有効な手段です。でもどうやってアシスタントになれば良いのか?ってよくわかりませんよね。

そこで、以前インタビューした現在漫画アシスタントとして働いている中永佳信さんに、記事についてチェックとアドバイスをいただき、漫画アシスタントになるための方法や仕事内容、メリットなどについてまとめました。

漫画アシスタントになることのメリットは?

プロの現場で高いスキル(画力・スピード等)が常に求められます。仕事現場では漫画家の先生や先輩から学べることは非常に多いので自分のスキル向上につながります。

プロの漫画家を目指す者にとってアシスタント仲間には同じ志の方も多いので大いに刺激を受けます。

また漫画制作の現場について詳しくなりますから、いざ自分がデビューしてアシスタントを雇うときにも制作現場をスムーズに運営する手助けとなるでしょう。

漫画アシスタントってどんな仕事?(仕事内容・年収等)

プロの漫画家には〆切があります。週刊誌であれば毎週〆切がありますし、通常一人ではとても作品を仕上げることができません。そのため漫画を連載するにあたって漫画アシスタントの存在は必要不可欠であるといえます。

漫画家

アシスタントの仕事内容について

漫画家の先生によってアシスタントが担当する範囲は変わってきますが、基本的には「背景を書く」、「効果線を入れる」、「ベタ塗」、「トーン貼り」、「下書きを消しゴムで消す」などの作業があります。

また現場によっても変わってきますが、買い物、掃除、お茶出しなどの雑用も含まれる場合があります。

週刊連載の現場だとあまり睡眠時間が確保できないケースもあります。このあたりは月刊と週刊で異なりますし、現場によっても変わってきます。

どうやってアシスタントになればいいの?

漫画アシスタントの求人に関しては漫画雑誌の紙面やWEBサイトなどで募集されることが多いです。

漫画雑誌の紙面で募集広告を探すか、Googleなどで「漫画雑誌名(ジャンプ等)+アシスタント」、もしくは「漫画雑誌名+アシスタント募集」で検索すると各漫画雑誌のアシスタント求人情報がヒットします。※募集中の場合

週刊少年ジャンプとアシスタントで検索(例)週刊少年ジャンプ+アシスタントで検索した場合

また漫画家がWEBサイトを持っている場合、そこで募集していることもあります。アシスタントとして働きたい漫画家が決まっている場合、漫画家のWEBサイトをチェックしてみましょう。

またアルバイト求人サイトでも漫画アシスタントの求人情報が見つかる場合があります。

自分に漫画雑誌の担当編集者が付いている場合、担当編集者から紹介してもらえることも多いです。まだ学生のため、すぐにアシスタントの仕事をすることができない方は持ち込みや新人賞へ応募するところから始めてみても良いでしょう。

未経験でもなれるのか心配になるかもしれませんが、誰もが最初は未経験です。必要最低限のスキルは必要ですが、臆せず挑戦してください。

疑問点

 

アシスタントの収入について

アシスタントのお給料は日給制場合が多いです。※一部月給制の場合あり

アシスタントの日給(月給)は画力や描くスピードなどのスキルによって変わってきますが数千円~1万数千円ぐらいのケースが多いです。初めの数日は試用期間として5000円~8000円程度で働き、後日正式採用になれば日給が少々あがるケースもあるようです。

どれくらいの日数働くかは現場によって変わります。そのため年収ベースで考えると働く日数が少なければ100万円程度というケースもありますが、スキルがかなり高いアシスタントであればサラリーマンの平均年収を大きく超える高年収のケースもあります。

収入

プロアシスタントについて

漫画アシスタントのなかにはプロの漫画家を目指すのではなく、アシスタントの仕事を専業としてしている人もいます。一人の漫画家のもとで専属アシスタントとして働く人もいれば、さまざまな漫画家のもとでフリーで活動する人もいます。

そんなプロアシスタントの中にはかなりの年収を稼ぎ出す人も!

ただ、漫画の連載はいつまで続くかわかりませんので、常に再就職先を見つけられるだけのスキルが必要です。※なかには正社員として雇用されているプロアシスタントもいます。

アシスタントになるためにはどんなスキルが必要?

プロの現場で働くアシスタントには即戦力となる高いスキルが求められます。ただし、若い人の場合であれば、先生によっては熱意があればそこそこのレベルでも採用されるケースはあるようです。

いずれにしても続けていくにつれ要求される技術レベルは高くなりますから、自身のスキルを高める努力は必要です。

画力と描くスピードの速さが必要

背景(パースのスキル含む)や各種効果線、ベタ塗りなどの基本スキルを磨いておきましょう。連載の現場では日々〆切との戦いです。週刊と月刊でペースは変わってきますが、いずれにしてもスピードが重宝されることには変わりません。

初めからベテランアシスタントと同じスピードでこなすことは無理でしょうが、ある程度は素早くこなせるようにしておくと良いでしょう。

デジタル作画のスキルについて

アナログ(紙とペン)での作画だけの漫画家もまだまだいますが、近年ではデジタル作画を取り入れている漫画家も多いです。デジタルで作画する漫画家のアシスタントは当然、デジタル作画の能力が求められます。

そのような現場では「コミックスタジオ」「イラストスタジオ」「Photoshop」等、現場で使うソフトを扱える必要があります。

デジタル作画のアシスタント(デジアシ)の場合、在宅勤務ができるケースもあるようです。

液晶タブレット

ある程度のコミュニケーションスキルも必要

現場では先生とアシスタントたちによるチーム作業になります。

挨拶ができない。わからないことがあるのに聞いてくれない。できないことをできると言う。人に嫌味ばかりを言う。こんな人がいたら周りも困ってしまいます。

職場で円滑にコミュニケーションができる程度のコミュニケーションスキルは必要です。とは言えそこまで高いコミュニケーションスキルが求められるわけでもないですから、気後れする必要はないですよ!

コミュニケーション

 

アシスタントになったら心がけたいこと

プロの漫画家を目指す者にとって、漫画に対する「自分なりのこだわり」はあるでしょうが、アシスタントの仕事はあくまで「先生のアシスト」です。先生や先輩の指示には素直に従いましょう。(パワハラ・セクハラ等、問題のある指示の場合を除く)

以前、中永佳信さんにインタビューした際のお話でもありましたが、プロの現場ですからアシスタントを始めてから徐々に仕事の要求レベルが上がってくると食らいついていくのが大変な場合もあります。

プロになるためには誰もが通過する道ですので、なんとか食らいついていっていただきたいものです。

ただ、どのお仕事でも言えることですが「自分に合わない現場」というのはあります。そこで無理をし過ぎてメンタルがやられてしまってはどうしようもありません。

同じ業界でも現場が変われば雰囲気は全然変わることも多いですから、あまりにも合わないようであれば別の現場を探してみましょう。

漫画アシスタントの中永佳信さんから あなたへエール

現在漫画アシスタントとして活動されている中永佳信さんからアシスタントを目指している方へメッセージをいただきました。

中永圭信さん
中永圭信さん
アシスタントの業務は長時間にも及ぶ過酷な作業なので、 まずは自身の健康管理が第一です。

あまり無理し過ぎずに仕事に励んでもらえればと思います。あくまでも人様の原稿なので、丁寧に且つ正確に与えられた原稿を仕上げていくことが望ましいです。諦めずに頑張ってください。

 

このブログでは夢に挑戦中の方々を応援しています。まずはアシスタントになりたい!という方は今回の記事を参考にして活動してみてください。

 

今回、記事作成にご協力いただいた中永佳信さんのインタビュー記事はこちら

【中永佳信さんのインタビュー記事】

中永さんはTwitterとinstagramで作画したものなどをUPしています。中永さんも青年誌での連載を目指して現在活動されていますのでチェックしてみてくださいね。

【中永佳信さんのtwitter】

 

【中永佳信さんのinstagram】