スポーツ

浦安南高校野球部 元主将の湯原 諒さんにインタビュー

浦安南高校野球部 元主将の湯原 諒(ゆはら りょう)さんにインタビューしました。

湯原 諒さんは千葉-甲子園間をママチャリで往復して「ママチャリ球児」として新聞に掲載されるほど話題になったこともあります。

そんな湯原 諒さんは現在高校3年生ですが、新たなる「とんでもない目標」ができたようです。

それではインタビュー記事をどうぞ。

浦安南高校 野球部元主将の湯原 諒さんにインタビュー

高校1年生時 やる気がない球児が熱血球児へ

トシーゾ
トシーゾ
では読者に向けて自己紹介をお願いします。
湯原 諒さん
湯原 諒さん
浦安南高校元野球部主将の湯原 諒です。よろしくお願いします!
トシーゾ
トシーゾ
湯原さんのことはツイッターで知ったんですけど、甲子園に行きたくてママチャリで甲子園まで往復してましたよね。

野球部では甲子園出場を目指してたんですか?

ママチャリで甲子園へ出発する時のツイート

湯原 諒さん
湯原 諒さん
はい!そうです。
トシーゾ
トシーゾ
よほどガチで活動している野球部なんですね。
湯原 諒さん
湯原 諒さん
ガチでやってました。でも、もともとは全然活発な部活ではなかったんです。
トシーゾ
トシーゾ
えっ、そうなんですか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
ずっと試合に出場するにも人数が足りないくらいの部活でした。

みんなあまり部活に出てなかったですし。

トシーゾ
トシーゾ
えぇ~!そんな感じだったんですか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
僕自身も教師を信用してなかったんのもあって、たまにしか部活に行ってなかったです。
トシーゾ
トシーゾ
それがどうしてまた積極的に活動するようになったのでしょうか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
僕が高校入学時、高校に新しい野球部の監督が赴任したんです。白鳥監督という方なんですけど甲子園に出場してホームランも打った人で。

それまでは練習場も草がぼうぼうに生えてて全然まともに練習できる環境じゃなかったんですが、それを監督は毎朝1人でグラウンド整備をしていて、その姿を見ているうちに「この人なら信用ができる!」って思って。

それからはあまり参加していなかった部員たちも説得して、グラウンド整備をみんなでやるようになりました。3月には2トンの黒土も入れました。

トシーゾ
トシーゾ
すごいなぁ。なんか漫画のストーリーみたいです。
湯原 諒さん
湯原 諒さん
そこからは心を入れ替えて体を増強しようと思い、ゴールドジムにも通い始めました。
湯原 諒さん

高校2年生時代

トシーゾ
トシーゾ
監督に感化されたんですね。野球部の部員に関してですが試合をやれる人数ではなかったんですよね?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
はい。同級生の部員は5人しかいませんでした。3年生もマネージャーしかいなくて。

僕らが2年生に上がったときに1年生が6人入部してくれてようやくギリギリ試合ができるようになって。来た瞬間2年生はバカ騒ぎするくらいメッチャ喜んだんですよ。

僕は2年生になったときに野球部の主将に任命されました。任命時に僕は「自分が率先してなんでもやる。」「マイナス思考のことは絶対に言わない。」って決めました。

グラウンドも2年生が率先して整備するようにしたりして。

それからみんなで白鳥監督の指導のもと一生懸命練習して強豪校の私学に練習試合で3連勝したんです。そしたら東スポに「野球版スクール☆ウォーズ」って取り上げられて

トシーゾ
トシーゾ
もともとやる気ゼロの野球部だったのがエライ変わりようですねぇ。まさにスクール ウォーズです。その後の夏の大会はどうでしたか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
2年生の夏の大会は1回戦でコールド負けでした。僕は自分の中でこれまでにこんなに頑張ったことはなかったのでめちゃめちゃ悔しくて。

試合に勝った相手の選手たちはこれまでもずっと積みかさねて練習してきたわけで。

そこにこれから勝つためには相手の2倍も3倍も努力しないと絶対に勝てないと思って。

体もデカくしようと思って。もともと50kgだったのを高1の冬から高2の夏の大会までに鍛えて7~8kgくらいデカくしてたんですけど。

そこからさら毎日鍛えて、ごはんもメッチャ食べて。学校の休み時間とかにも砂糖を摂取したりして。最終的に75kgまで増量しました。

トシーゾ
トシーゾ
強くなるための執念がすさまじいですね。次の大会ではどうでしたか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
秋の新人戦の1回戦では最終回まで勝ってたんですよ。

これまで浦安南は毎回のようにコールド負けで。そもそも1~2年生のみで戦う新人戦に出れること自体がこれまではほとんどないことで。

最終回になってから急にストライクが入らなくなって。ファーボールも出しまくって、押し出しもあったと思うんですけど、最後にはフライのエラーでサヨナラ負けでした。

トシーゾ
トシーゾ
最後の最後で残念でしたね。秋の大会後はどうでしたか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
秋の大会後に肩を壊しちゃって。肩甲上神経麻痺ってやつなんですけど。それからピッチャーができなくなっちゃって。

肩はぶっ壊れてても、ここで休んでたら周りの他の選手に一歩先を行かれる恐怖とかもあって。

痛くても意地でもウェイトをやったり、振れればバットも振って、飯もたくさん食って、とにかく死に物狂いでやって。

監督がトレーナーの資格もある人なんですけど、肩をマッサージしてもらったり、肩をほぐすトレーニングをやってたりしたら、一応ボールは投げれるくらいには治りました。

それからはピッチャーをやることはなくなったんですけど、打者として続けることになりました。

トシーゾ
トシーゾ
肩を壊してしまったのは残念でしたが、負けん気が素晴らしいですね。チームとしては練習をどのように取り組んでいましたか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
高2の冬からはチームでメンタルトレーニングを取り組むようになりました。メンタルトレーニングの先生のところに行って話を聞いて取り入れたりして。

僕は最終的に気持ちだと思っているんです。試合に負けるっていうのは試合に勝ちたい気持ちが負けているからだと。練習をどれだけ真剣に取り組むかってのも気持ち次第ですし。

チームの雰囲気とかどうにかしないといけないと思っていて。「どうせ俺たちじゃ勝てないだろ。」って思ってこんでいる。違うだろ!と。

やるからには勝たなきゃいけない。相手は強豪校で体も大きくて設備も整っているかもしれないけど、同じ年齢で同じ人間で勝てないわけがない。勝てないなら相手の何倍もやっていかなきゃいけない!そういう気持ちを持ってもらえるようにメンタルトレーニングに取り組んでいました。

トシーゾ
トシーゾ
チームの意識は変わりましたか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
結果でも試合に勝つことが多くなったし、負けてる場面でも盛り上がるようになりました。気持ちでも負けたら終了だなと。つらい時にやらないといけないと。

それから「楽しもう」ってことも沢山言いました。野球はもともと遊びなわけですから。上下関係を厳しくしたりしたら後輩たちも楽しく野球ができないですし。

何事もまずは先輩たちが率先してやるようにしてましたね。そういう姿勢を監督が見せてくれましたから。

1年生はただイキイキとやってほしいと思ってました。そして1年生が2年生になったときにやってくれれば良いかなと。

ママチャリ球児 湯原諒湯原諒さん

高校3年生時 夏の大会と千葉~甲子園ママチャリ旅

トシーゾ
トシーゾ
後輩たちも委縮せず、楽しく練習ができる環境づくりをしたんですね。
湯原 諒さん
湯原 諒さん
夏の大会では1回戦で日大習志野と当たりました。

クジで決まったときはみんなガックリ来してましたね。

そこで「ここまで」「浦安南は千葉県の底辺高と思われているわけだから絶対に油断してくる。仮に油断してこなかったとしてもこっちはベストを尽くして楽しむだけだからこのままいけば何も問題がない。

夏の大会でベストを尽くすために、今ベストを尽くそう!」という話をして。

それからはみんなも一つにまとまって。

大会の1週間前にはスマホでモチベーションムービーを作って試合前にムービーをみんなで見て「番狂わせを起こそう!」という話をして。

試合ではベンチワークも部員全員が最高にやることができて。

ただのフライ取っただけでもガッツポーズをしてチーム全体を盛り上げたりして。

それで試合に勝つことができました!それで校歌を歌えることになって。

僕たちは練習の時にサイキングアップもかねて校歌の練習もしていたんです。校歌の練習ではみんなで熱唱して。ずーっと試合に勝って校歌を歌いてぇなぁって言ってて。

それがようやく叶って。公式戦初勝利だったんで、試合に勝って校歌を歌うのも初めてでした。

うれしくて熱唱しすぎてみんな伴奏が聴こえてなくて。速く歌い過ぎて歌い終わったときにはまだ伴奏が続いてて。

あわててまた続きから歌い始めました(笑)

※サイキングアップ=興奮状態を人為的に引き起こす技法。心と体が動きやすい状態を作るために行われる。

トシーゾ
トシーゾ
ついにやりましたねぇ。部員も観客も感動したでしょうね。
湯原 諒さん
湯原 諒さん
みんな大泣きでしたね。スタンドの人たちも泣きそうな人がたくさんいて。これまでこんなに応援されたこともなくて。

一生忘れられないですね。

浦安南 対 日大習志野 試合後
トシーゾ
トシーゾ
次の試合はどうでしたか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
次の試合は遠い場所で。柏の葉球場だったんですけど。朝早くに乗っていったんですけど事故が続いたせいですごく混んでいて。

途中から高速道路を降りて下道をいったんですけど下道でも事故があってすごい混んでいて。

試合時間を過ぎちゃうと敗戦になんで、電話で話して待ってはもらえたんですけど、バスを降りて電車で行って。

試合時間をかなり時間を過ぎてたんでアップをまともにできずに試合開始して。

結局はコールド負けでした。

本当に残念でしたが物語的にそうできてたんだと思います。

ママチャリ球児、甲子園へ

トシーゾ
トシーゾ
その後、千葉から甲子園往復のママチャリ旅に出るんですよね?

なぜ甲子園までママチャリで行こうと思ったんですか?

湯原 諒さん
湯原 諒さん
ママチャリで行ったらおもしろいかなぁって思って。マジで甲子園目指してたから自分の気持ちがスゴイ落ちてたってのもあって。

その時は何も目標が無かったんで、すごい厳しいのはわかってたんですけど。自分を追い込むのは好きだし何か目標が欲しかったんだと思います。

トシーゾ
トシーゾ
常に止まってはいられない性分のようですねぇ。

お金もそれほど余裕はなかったと思うんですけど、宿とかはどうされてたんですか?

湯原 諒さん
湯原 諒さん
宿は基本野宿です。食費が厳しいのもあってプロテインを持っていって飲んでました。3万しか持ってなかったんで。テントと寝袋も自転車に積んで、ギアも無かったんで大変でしたね。

トシーゾ
トシーゾ
荷物が多くて自転車漕ぐのメチャメチャ重そうですねぇ。途中でパンクとかはしませんでしたか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
パンクは2回しました。1回目はくぎを踏んでパンクしたんですけど、僕のツイートを見て待っててくれた人がいて。パンク修理してくれて。

2回目は鈴鹿峠の手前の関宿のあたりでチューブが破裂したんですけど、1kmくらいのところに自転車屋があって、格安で修理してもらえました。

たくさんの人々に出会い、助けられた旅だったようです。

 

甲子園到着時のツイート

トシーゾ
トシーゾ
人々の人情にふれる旅だったようですね。ママチャリ旅はどれくらいの期間かかりましたか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
2週間前後の旅でした。本当にいろいろな人に助けられた旅でしたね。めちゃめちゃ大変でしたが、いろんな人と出会い、話を聞いたことで自分が狭い世界で生きていたことに気づき、自分の視野が広がる旅でした。
ママチャリ球児-湯原諒-初甲子園で大スポに掲載湯原さんのママチャリ旅は大阪スポーツに掲載されました。

千葉~甲子園往復ママチャリ旅から帰宅時のツイート

湯原さんの今後の夢と目標について

トシーゾ
トシーゾ
そんな常に全力を出す性分の湯原さんですが、今後の夢や目標は何かありますか?
湯原 諒さん
湯原 諒さん
これから東大を目指します。さすがに現役では無理だと思いますが1年浪人して東大合格を目指します。

その後もさまざまなことに挑戦していきます。

今の僕は沢山の人の支えられて今の自分がいます。だから全ての人に感謝しています。この感謝の心を返すため、多くの人々に貢献できる人物でありたいです。

そして将来の夢は自分の学校を作ることです。

トシーゾ
トシーゾ
東大ですか!相当難しいですが、これまでの尋常じゃない行動力と情熱を持って取り組めば充分に可能性はありそうです。

学校を作る際は白鳥監督から湯原さんが引き継いだ志を、さらに次世代へ伝える学校を作っていただきたいです。

では最後に、読者へメッセージをお願いします。

湯原 諒さん
湯原 諒さん
これからも僕は挑戦を発信していくので是非今後に注目してください!ありがとうございました!
浦安南校元野球部主将-湯原諒さん湯原諒さん インタビュー後に撮影

湯原 諒さんのインタビューを終えて

湯原 諒さんの言葉には勢いと力強さがこもっていました。一言で言えば熱血。挑戦者達を応援しているこのブログですが、なんだか僕のほうが元気をもらっちゃいました。

彼のこの熱量は感染力があるんですよ。熱血だけど愛嬌があって楽しもうとする姿勢が、周りの人々を巻き込む原動力になっているのかもしれません。

そして湯原さんたち浦安南高の球児たちを覚醒させた白鳥監督も素晴らしい指導者ですね。湯原さんのお話にもありましたが白鳥監督の「背中で語る。まずは自分が行動する。」その姿勢。

湯原さんに「人々に貢献できる人間でありたい。」と思わせたのは白鳥監督のその姿勢に感化されたものでしょうからね。

ママチャリ球児 湯原諒湯原 諒さん

インタビューの最後のお話にもありましたが湯原 諒さんは現在「東大合格」を目指して猛勉強中です。

最難関ですからねぇ。普通に考えたら「無理だろ!」って感じですよ。奇跡でも起こさないと到底不可能です。

「東大とか、とりあえず言っとけば面白いとか思ってんじゃないのぉ?」なんて思う方もいるかもしれません。

でもね。湯原さんの場合、言ってることが全部ガチなんですよ。

僕、しばらくは「本気と書いてユハラ リョウ」って読んじゃうんじゃないかな。それくらい一般的な枠組みでは捉えられない常識外の器を持った漢なんです。

「奇跡」を信じる価値、充分にありますよぉ。

 

ツイッターでも多くの方々が湯原 諒さんを応援しています。湯原さんを応援してみたくなったならツイッターをチェックしてみてください。

【湯原諒さんのツイッター】

またインスタグラムでは元気が出る画像を日々アップされています。湯原 諒さんの元気をわけてもらえるんでこちらも要チェックですよ。

【湯原諒さんのインスタグラム】

この「DREAMS 夢を応援するブログ」では湯原 諒さんの夢を応援していきます。

湯原 諒さんのことが気になっちゃったあなたもご一緒に、応援よろしくお願いします。

【ブログ管理人「トシーゾ」のツイッター】