シンガーソングライターの強太さんにインタビューしました。
強太さんは現在、シンガーソングライターとして2018年に入ってシングルを3枚リリースするなど精力的活動されています。
それではインタビュー記事をどうぞ。
強太さんにインタビュー
強太さんの幼少期~養成所時代~バンド解散
それがきっかけになって 人前で弾く恥ずかしさや ピアノを男が弾くってのが あ、カッコイイんだって思って それまでクラシックだったピアノから jpopを耳コピで弾くようになりました。
東京に行くにも費用がかかるんで親を説得したところ、最初は反対していた親も最終的には「やりたいならやってみなさい!」と言ってくれて試験を受けることができました。
3次試験も合格して高校卒業後に養成所に行くことが決まったのが高校2年生の冬だったんですけど、それからはひたすたカラオケに行って歌の練習してました。
2年ほど活動したのですが、方向性の違いで解散しました。

ロス合宿。そしてソロでシングルを3枚リリース
その中で自分のやりたいスタイルとか、待ってくれてるファンの存在、いろんな事に気付いて本格的にソロになろうと思いました。
覚悟は決まったけどこのままのレベルのまま戻っても 結末が見えた気がしたというか、限界を感じたというか。どうせなら声や楽曲も ブラッシュアップしてからステージに戻ろうと待ってくれたファンのみんなには申し訳ないけどもう少しだけ待ってねってその旨をSNSで報告しました。
それからボイストレーナーを変えたり新しい、クリエイター陣と一緒に音を作るようになったり、ロサンゼルス在住のボイストレーニングの先生のレッスンを受けるようになりました。
この先生が日本に帰国時にレッスンを受けていたのですが、さらに集中してレッスンを受けるためにお金を貯めてロサンゼルスで7日間の合宿に参加しました。
みんなも多分そうだと思うけど自分は特についつい相手に合わせすぎてしまうことが多かったのですが、ボイストレーニングの先生の師匠に「You are you.(あなたはあなたらしく)」と言われ「今、僕のことを好きでいてくれる人を大事にしよう。」と思えるようになれたんです。
それ以来、周りの人に流されて嫌なことをすることも少なくなりました。またボイストレーニングは未だに続けていて どんどん変わっていく声質や レンジが広がってく事に楽しさを感じていて 最近は歌う事が本当に楽しいです笑
LA合宿が決まった時に LAでミュージックビデオも撮ろうよ!って言ってくれて 滞在日程を延ばして撮影させて頂きました。これが1月にリリースしたファーストシングルのMVです。
このファーストシングルのA面はバンド時代からやっていた「MOVE ON」という曲で、高校生時代に付き合っていた人とのことを歌いました。
バイト先で知り合った5歳年上の人だったのですが上京時に、わたしにも夢がある。遠距離恋愛は出来ないし、それはお互いの夢を邪魔してしまうかもしれない。と話し合って別れることを決め、最後に 「でもね。別れは夢に繋がるからね。頑張ってね。」 この言葉は今も凄く大切にしていて この曲の歌詞にも入っています。
B面は待ってくれていたみんなに対して ブレて曲がりくねって、中々うまくいかなくてこんな俺でごめん、待たせてごめん、そんな謝罪と これからの決意を書きました
その後3月にセカンド、4月にサードシングルをリリースしました。
その人がいてくれるありがたみや感謝だったり、大人になる程に無くしていったもの、忘れてしまったもの、夢や希望。そんなものをもう一度思い出して欲しい。
僕にとってこの曲はソロとして新しいスタートを切ってから受けた周りからの逆風だったり、否定的な意見だったり、葛藤だったり、その中で何の為にやってるのか、生きてるのか、歌ってるのか、分からなくなった時にもし昔の俺だったら何にも考えてない子供の頃だったらどうしてただろう?どんな答えを出すだろう?そうやってシンプルな答えを導き出したらそれが忘れていたもの、本当の気持ちなんだとこれは本当の自分でいる事、それは簡単じゃない。全ての人に受けいられる事ではない。けどそんな自分でいる事が一番素敵な事なんだと。そんな曲になっています。
そして4月にサードシングル「to LOVE you」をリリースしました。この曲は「大切な人にもう一度会いたい」という気持ちについて歌った曲です。
ずっと子供の頃から一緒に居た犬が居たのですが、18で上京したての時に危篤になってしまい急いで実家に戻りました。春なのに大雪が降り新幹線が止まってその間に亡くなってしまい、死に際に会うことが出来なかったんです。
もし会っていたら東京に戻ろうと思えなかったかもしれない。これはあいつからの最期の優しさだったのかもしれない。そして大好きだったひいばあちゃんもその数年後に亡くなり、この曲を作るのに思いがありすぎて中々形にできなかったのですが、ソロになった今年。この春なら世の中に出していいと思えました。
ジャケットは 火葬場で見た、力強くも優しく 包み込むように咲いてた 桜をイメージして撮りました。

強太さんの夢と読者へメッセージ
自分がいつかこの世からいなくなっても作品はこの世に残ります。僕がいなくなってもみんなのそばに寄り添えるような曲を作りたいです。
やっぱ夢を追いかけてる人間は輝いてる。俺自身も色んな人にそうやって影響されてきた 夢がある人はそのまま迷わず自分の気持ちにありのままに突っ走っていってほしいです。
周りになんと言われようとも、痛い目にあうこともあるけど、そこからまた成長できるから 夢が見つからない人には自分の興味のあること、なんとなく好きだなって思うことに手を出して見ればいいと思う。
そして続けてみること。
俺も必ず叶えてみせるんで いつかみんなの夢も聞かせてほしいです。 “高みで”会いましょう。
ありがとうございました。

強太さんのインタビューを終えて
強太さんのインタビュー当初の印象は「優し気な感じ」でしたが、インタビューで語られる言葉からは「人生を前進させていく意志の強さ」が感じられました。
強太さんのこれまでの人生には様々な出会いと別れがあったようですが、いずれも強太さんの心に多くのものを残したようです。
現代社会では孤独を感じることも多いですが、そんな時は強太さんの優しい歌声で癒されてみてはいかがでしょうか。
強太さんはインスタグラムで路上ライブの様子などをアップされています。
また、活動予定などについてはツイッターで配信されてますので、気になった方はこちらもチェックしてみて下さいね。
この「DREAMS 夢を応援するブログ」では強太さんの夢への挑戦を今後も応援しています。