人は必要にならないと動けないと言う話

人を動かす 仕事術

箸休め的な話と思ってほしい。

いつも書いているようなブログとは異なり、ただ最近起きた出来事から学びを得たので、アウトプットしてみる。

あくまでも私の感想だから、異なる意見や賛同をいただけるのであればそれも受け入れよう。

本日は「人は必要にならないと動かない」と言う話である。

子供の頃の話から

こんにちは! 27歳 年収1000万円サラリーマンです。
今回も人生を変えるアウトプットをしていきます!

みなさん、よく子供の頃に

「勉強しなさい」
「片づけしなさい」

を親から言われたことはないだろうか。

そして、それに刃向かい勉強をせず、大人になってから「もっと勉強しておけばよかった」と後悔した経験はないか。

最近の自分でも考えてみてほしい。

「もっと勉強しておけばよかった」
「もっとバイトしてお金を貯めておけばよかった」
「もっといろんな経験をしておけばよかった」

など、後悔したことはないだろうか。

私はしょっちゅうある。
昔、「もっと勉強しなさい」と言われたことはないが、「もっと頑張れた」と思うことはたくさんある。

「人を動かし仕組み化しろ」と言われ続けていた日々

2024年今現在、年間売上40億程度の会社に勤めている。
社員数は、ここ数ヶ月で増えて現在50名ほど。

その中で、なんとか会社のNo2としてそれなりに結果を出している私で部下も抱え、いろんな人を動かしながら進めている。

しかし、2年前は、酷かったものだ。

社員数もせいぜい10名程度。
しかし、売り上げは、15億程度で、非常にやることが多い。

その中で、私に降ってくる仕事も多かった。
その仕事を捌くことにとにかくいっぱいいっぱいだった。

そんな姿を見て代表は、「もっと仕組み化をしろ。人を動かせないと自分が辛いし成果が出ない。」とずっと言っていた。

必要にかられた瞬間

正直、自分がスキル的に成長したいし、人にやらせるより自分がやったほうが早いし。
とずっと思っていた。

当時は、成果を出すために最も最適な手段が「自分が頑張ってやる」と言うことのみでした。

しかし、4年目のある日、絶対に自分だけでは終わらない量の仕事ができた。
本当自分が集中すべき場所に集中するためには、その仕事を捨てなければならなかった。

その時に、言われた言葉を思い出した

人を動かす・仕組み化する

ようやくことの大事さに気づいたのだ。

人が動く瞬間

別に、今回の内容は、「人を動かすためには」という話ではない。

自分を通して、人を見たときに、人間が以下の2つの条件のどちらかにならないと動かないことを知った。

★どうしてもそうせざるを得なくなった時
★欲求が不安や恐怖を上回る時

前者は、夏休みの宿題がいい例。
31日になったら大概の人はやるだろう。
(人によっては、宿題を「やらなきゃいけない」と思わない人もいるだろう。)

後者は、とにかく好きなこととかがわかりやすい。
ダイエット中に甘いものが目の前にきて、甘党であれば口にする。
そんな衝動的な動きも、そのうちの1つ。

人から命令されても人は動かない

つまり、「〇〇しろ」「〇〇しなさい」と言われても人は動かないのである。

必要だと認識していないから。
せざるを得ない環境ではないから。

本記事の主題である「人は必要にならないと動かない」ということを身をもって感じた。

では、最後に、
逆に、その状態を作れば、人は動くようになるということだろうか。

人を動かすためには

先の話を逆説的に考えるといいのではないか

★やらないといけない状態を作る
★欲求が上回る状態にする

やらないといけない状態を作る

前者は、自分に有効だろう。
その環境に身を置けば、必然とそうするはず。

たとえば、スマホを持たずに家を出れば、ダラダラと無駄な時間をYoutubeやTikTokで流れる、悪魔のようなshort動画に、無駄に時間を使う事もない。

たとえば、周りの人に宣言して、後戻りできない状態を作る。

ただし、本当に自分にコミットしないと、どこかで、緩みが来る。
意思が大事だろう。

また、対人のマネジメントなどにも有効である。
「オーナーシップを任せるので、あとは任せた。」という状況にして、覚醒させるという手法。

一方、これは人によっては、むしろ「やる気が阻害される」ことにもつながりかねない。
人を選んでやるべきである。

欲求が上回る状態にする

後者の状態を作る方が、人を動かす上ではより良い。

最も上回る欲求が最終的に人を動かす。
悪い例だが、先の例に出した「ダイエット中の人にケーキを差し出す。」の件。

「痩せたい」の欲求が上回るのであれば、そのケーキは食べないし、
「食べたい」の欲求が上回るのであれば、そのケーキを食べる。

自分が最ものぞむ欲望をコントロールすることができれば最強。

こちらは、自分が実際に誰かを動かすときに有効である。

かのカーネギー先生もおっしゃっていた、3原則にもあるように

「褒める」
「否定しない」
「相手の欲するところを考える」

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結局のところ、「マズローの5段階欲求」のどれかを満たしてあげれば良いのだ。

その欲求が相手の求めるレベルに達したら、人は勝手に動く。
そう生き物だ。

最後に

ここまで、記述してきたが、結局のところ
題名でもある「人は必要にならないと動かない」に帰着する。

欲望が上回ろうとも、せざるを得ない環境であっても、「欲しい」「必要」と感じて動いているに変わりはない。

結論、人間は感情人であり、必要にならないと動かないという話を身をもって感じた。

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