正直に言おう。仕事ができないと感じている人の多くは、そもそも仕事の意味を理解していない。
まさにはじめの一歩からのスタートだ。
でも大丈夫。私も昔はまさにそうだった。
実際、同期と比べても圧倒的に劣っていた時期があった。
その経験をもとに、今日は仕事ができるようになるための具体的なステップを伝えていく。
なぜ仕事ができないと感じてしまうのか
こんにちは!
社会人5年目27歳にして、ようやく「脂の乗ってきた」と言われたサラリーマンです。今回も自戒の念を込めてアウトプットしていきます。
「仕事ができない」と思う、原因は「分解力の欠如」と「メンタルブロック」だ。
一見難しそうに見える仕事も、適切に分解すれば案外シンプルだったりする。
仕事ができない原因①:因数分解ができない
分解とは??因数分解??数学??
中学校でもやったはずだ。
「因数分解」というものを。
足し算と引き算が混合しているものを、掛け算割り算のみの式に直すこと
つまり、要素を最小粒度まで分解することである。
僕自身の仕事ができない失敗談
さらに、私が経験した失敗を話そう。 オンラインセミナーの企画を任されたとき、何から手をつければいいかさっぱりわからなかった。なぜか?
単純に分解ができていなかったからだ。
①工程の分解
- まず何から始めるといいのか
- 目的はなんなのか
- 何の順番で、いつまでに何が必要なのか
- どんな状態になるとゴールなのか
②セミナーの内容についての分解
- 参加者の属性(職種、業界)の把握不足
- 自社サービスの認知度レベルの分析不足
- ニーズの深掘り不足
- コンテンツの適切な難易度設定ができていない
これらを整理できていなかった。
結果、的外れな内容になってしまい、社長からはもちろん、外部のアドバイザーの社長様からもご指摘をいただいた。
正直、この時はできなくて辛くてしょうがなかった。
会社に行きたくない。自分また仕事ができなかったらどうしよう。と思うこともかなりあった。
アドバイス1:分解をしよう!
仕事ができない原因②:メンタルブロック
分解力の次に大きな問題は、メンタルブロックだ。
「自分にはできない」
「また失敗するかもしれない」
「周りの期待に応えられない」
こんな妄念が働いていることはないだろうか?
こんな考えは今すぐやめよう。本当にそうなってしまう。
言霊や自己暗示とはよく言ったもので、本当にそうなってしまう。
自分の発言や思考で、自分は形成されているから。
僕自身も以前は、同期と比べて自分だけができないと思い込んでいた。
その結果、新しい仕事を任されても「どうせ私には無理」と決めつけて、本来の力も発揮できていなかった。
現にできていなかったのかもしれないが、そんなものは関係ない。
できないとしても、次にどう進むかの方がよっぽど重要である。
アドバイス2:妄念は捨ててしまおう!
仕事ができるようになるために
ここからは、実際にそんな悩みを抱える方に向けて、私がもし育成をするとしたらこんなアドバイスをする。という話をしていこう。
①仕事ができないと思っても諦めない – 量をこなす重要性
バットを振らないとボールには当たらない。
バッターボックスに立たないとホームランは打てない。
量質転化とはよく言ったもので、数をこなすことでしか成長は生まれない。
失敗を恐れずに、とにかく挑戦し続けることだ。
経験がものを言うこの世の中で、最も重要なのは、とにかく失敗しても経験だと思い前に進むことである。
死ぬこと以外はかすり傷である。
②仕事ができる人になるためのAI活用法-最強の味方を腰元に
今は最強の味方としてAIがある。
2時間かけて考えていたことが、5分で結論が出せる時代。
壁打ち相手として、また、アイデアの整理役として、積極的に活用していこう。
例えば、こんな風に聞いてみよう。
私は、初心者のマーケターです。
新しく池袋で開くカフェのアドバイシングをすることになったのですが、何から進めていいかわからないので、教えてください。
もし前提情報が必要であれば、あらかじめ私に聞いてください。
情報をお伝えした上で、タスク分解をしていただけると嬉しいです。
この時のAIの回答は以下のとおり。
アドバイジングのお手伝いをさせていただきます。効果的な戦略を立てるために、いくつか重要な情報を確認させてください:
1.カフェの基本情報について:
・ターゲット層は決まっていますか?
・カフェのコンセプトや特徴(例:こだわりのコーヒー、デザート系、ブランチなど)はありますか?
・席数や営業時間の予定を教えていただけますか?
2.競合状況について:
・近隣(徒歩10分圏内)に類似のカフェはどのくらいありますか?
・出店予定の具体的な場所(駅からの距離、通りの特徴など)を教えていただけますか?
3.予算と期間について:
マーケティング予算の目安はありますか?
オープン予定時期はいつでしょうか?
これらの情報をお聞かせいただけましたら、より具体的なタスク分解と戦略提案をさせていただきたいと思います。まずは、これらの点について教えていただけますでしょうか?
なんと便利な時代なもんだ。
ただし、AIに関しては、「AIは自分の鑑」だと私は思っている。
曖昧な質問には、曖昧な回答しか返してこない。
故に、使いこなしには少々時間がかかることも多いだろう。
これについては、またいずれ執筆しようと思う。
③仕事ができる人のTTP – 徹底的にパクる最強の二番煎じ
ビジネスの世界で、スーパーイノベーション以外はほとんどパクリだ。
二番煎じでもいい。むしろ、二番煎じをどれだけ極められるかが重要だ。
Google様、AIサマサマ、周りにいる人たちみんなから、とにかくできる真似しまくるのが、最も成長への近道である。
話し方、立ち居振る舞い、言葉選び、文章の書き方。
なんでもいい、いいと思ったものを分解して、とにかく真似しよう。
④全部見える化 – MZK:まじで全部書き出す
仕事ができないと感じている人の多くは、
「今、自分が何をしたらいいかわからない。」のパターンや「今持っている仕事ややるべきことが何かを把握していない」ことが多い。
書き出してみると案外、数はそれほど多くないことに気づくはずだ。
とにかく、紙でもパソコンのメモでも、スマホのメモでもなんでもいい。
持っているものを全て、まじで全て書き出す。と言うことが最も重要である。
自分の目的に合わせて、最も成功確度が高い行動を真っ先にやるべきである。
緊急x重要のマトリクスを使うのも一つの手だ。
時間管理の話となり、主題からは逸れるが、参考までに以下の記事も読んでみてほしい。
⑤小さなことから着手 – 階段は一歩ずつ
全部書き出して、AIにも相談して、人を真似しながら、数をこなせていれば、基本は大丈夫だが、それでも前に進めないなら、「小さなことから達成する」を意識しよう。
自分ができるレベルまで物事を分解して、その中で手をつけられるものから始めよう。
小さな成功体験を積み重ねることで、少しずつ自信がついてくる。
「仕事ができる」は、分解とメンタルが9割
具体的アクションは、さまざま書いてきたけども、
結局は「因数分解」と「気持ちの整理」
できないと思い込む前にできることがある
今、無駄なことを考えているなら、悩んでいないでとりあえず行動してみることが最適解である。
結果は後からついてくる。
小さい頃の自転車もそうだったはず。
最初は誰でも乗れない。
そこで諦める奴なんかいない。
子供も、「乗れる」と思って乗り続けるし、言語化できないとしても、彼らなりにどうやったら乗れるかを分解して考えている。
仕事なんて最小粒度に因数分解したら、だいたい本質は同じ。
それに気づけば、こっちのもん。
私はそうやって育ってきたから、誰だってできるようになる。
まずは、小さなことからでもいい。分解して、積み重ねて、楽しんで。
ちょっと枝葉の話もあったけど、結局は「分解」と「メンタル」。
それが大事。
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