時間を制するものは人生を制す〜ハイパフォーマの時間管理術〜

時間管理 仕事術

人生において最も重要なリソースはなんでしょう。

お金?
人脈?
情報?

いいえ、「時間」です。
24時間という時間を、全人類平等に与えられています。

この「時間」というリソースは、どんな人間も平等です。
大企業の社長は、36時間。中学生は15時間。なんてことはないのです。

全人類に与えられたこの24時間という時間をどのように使うかで、
その人が目指す場所に到達するのかどうかの命運が分かれます。
仕事においても、日常生活においても時間が全てです。

では、なぜ人によって
「自分のやりたいことをやる時間がない。」
「やることが多すぎて、時間が足りない。」
という状況に陥り、よく嘆いているのでしょうか。

そういう人にはある特徴があります。

「あ…自分当てはまるかも。」と思った方も、安心してください。
私が、実践している、時間管理術をお伝えします。
そして、人生の時間の使い方を180度変え、人生もまるっきり最高のものにしていきましょう。

では、早速、Let’s 学び

最も重要なこと

結論を先に言います。

・最も優先すべきものを知ること
やらないことを決めること
・全ての時間を管理し、いつでも振り替えられる状態にしておくこと

これだけ、覚えて帰って、実践していただければ、あなたもハイパフォーマーになれます。

時間管理/タイムマネジメントの目的

とはいえ、そんな簡単にもいかないので、私なりの見解を以下に述べていきましょう。

ずばり、タイムマネジメントの目的は、「目的達成に向けて最も重要なことに最大リソース(時間)を使うため」です。

ここで質問です。
「あなたが今、最も優先度高く行うべきことはなんですか?」
「そして、それはなぜですか?」
「そして、それをどのくらい実行できていますか?」

この質問に、パッと答えられますか?

答えられる方と、答えられない方の違いは「目的意識」です。

例えば、第一志望の大学があり、そこに向けて受験勉強中の方にこの質問をしてみましょう。
きっと以下のような回答が返ってくると絶対に受験に合格できるでしょう。

・最も優先すべきこと:英語の長文試験対策
・優先すべき理由:2次試験に英語の長文読解があるが、自分が最も苦手としているから
・実行できているか:自分の勉強時間の6割以上を長文読解の対策に使っている。

ここには、圧倒的な「目的意識」があり、自分が最も優先して使うべき時間をわかっている。

では、毎日先生から出される宿題をただやっている人に聞いてみるとどうでしょうか?
きっと、上記のような回答ほど素敵な答えは返ってこないと思います。

なぜなら、「目的意識」がないから。

ここで、見出しにあった「なぜ時間管理が重要なのか」に戻ろう。
目的の達成、成果の達成。これらを実現するために、「タイムマネジメント」というものが存在する。

本当に達成すべきものがあるからこそ、自分の時間をデザインし続ける必要がある。

日常生活の時間管理

人に与えられているのは、平等な24時間

・睡眠で、7時間
・仕事やその準備なども含めて、9時間
 (人によってはもっと長いだろう。)
・食事、入浴などで、3時間

残り、5時間。

この5時間をどう使うのか。

多くの人は、InstagramやTikTokで平気で1時間を潰したりする。
YouTubeやNetflixになれば、2時間なんて時間は平気で溶ける。

さあどうする?

本当に自分の時間をInstagramに投稿される、他人の承認欲求丸出しの投稿に使っていいのか?
本当に自分の時間をTikTokで無限に流れてくる、お姉さんがダンスしているだけの動画に使っていいのか?

今一度自分の人生で最も重要な時間の使い方を考えてもいいのかも知れない。

仕事における時間管理

ハイパフォーマーのプレイヤーは「時間管理術」に優れている。

なぜなら、彼らは「最も重要なこと以外やらない。」という選択をしているから。

何が重要なのか?
そこで出てくるのが「目的意識

  • 自分に求められている役割は何か
  • 自分がやるべきことは何か
  • 自分が達成すべき目標は何か

これらを理解しているから、上記以外のことはやらない。

また、よく使われる「緊急 x 重要」のマトリクスも使っている。

第3領域、第4領域はまずやらない。そして、第1領域に関しても、常に「自分以外の誰かに任せられないか」を考えて行動し、最も質が高く投資対効果が高い「第2領域」の行動をしている。

だから、高いパフォーマンスを発揮しながらも、短時間で成果を出すのだ。

経営の父ドラッカーの言葉「汝の時間を知れ」

あの経営の父と呼ばれた、ドラッカーも「時間」を管理することが成果を出す上で重要であると説いている。

「汝の時間を知れ」

自分が1日の中で、何にどのくらいの時間を割いているのか。
これを把握することが成果に直結するのであり、目標に近づけるポイントなのである。

時間は、取り戻すことのできないものであり、貯めることもできないものである。
本当に自分の時間の使い方が適切なのか、適切でないとした時に、何をやめればいいのか。
これは、「時間の管理」をしないと、発見することができない。

時間の管理方法

私の時間管理方法を3つ紹介しよう。
正直最初は、かなりめんどくさい。

だが、それを1週間続けよう。するといかに自分が無駄な時間を過ごしているかを理解することができるようになる。

携帯のタイマー

私は、30分に一度のタイマーをかけている。
(正確には、ポモドーロタイマーなので、25分と5分のタイマーである。)

今の25分、ないし30分は効率的な時間を過ごせているのか。
本当に必要なことに時間使えていたのか。

作業に集中したい人もいるだろうが、より長時間のマラソンをするのであれば、定期的に休みを入れながら、今の時間は生産性高く本当にやるべきことに時間を使えていたのか。を確認するのも良いだろう。

カレンダーアプリで30分ごとの記録をつける

2つ目はGoogleカレンダーなどに、30分ごとにやったことを記入していくことである。

これは、1つ目のタイマーと組み合わせて行うこともできる。
カレンダーに何をしたのか、何分したのか、絶対に記入することに決め、実行したものをどんどん買いていく。
アプリでなく、スケジュール帳でもOK。

これをすることによって得られる効果は2つ

  1. 自分の時間が綺麗に可視化される。
  2. 記入することを前提に仕事をするから、「できなかった。」「無駄だった。」ものを書きたくない気持ちが働き、生産性が上がる。

正直、慣れるまではかなり面倒で、「そこに時間を取られる」みたいなことも起こりうる。

だが、なれてしまえば、そこにかける時間も少なくなるし、時間管理自体もできるようになってくる。

スプレッドシートを使う

正直、カレンダーでも問題ない。

しかし私は、時間の合計や成果に対する時間の集計を数字やテキストで可視化したい。
そのため、スプレッドシートを作成し、成果を可視化できるようなシートを作成している。

ぶっちゃけ、管理できるならなんでもいい。

やったことを並べ、自分が今日絶対にやるべき予定も横に置いておく。
実際にそれができたのかどうかを振り返るための、時間管理術として、使いやすいように使えばいい。

いつも私はこのようなものを使って、仕事をしている。

最後に〜時間を制するものは、人生を制す〜

ここまで、時間管理の話ばかりしてきましたが、いかがですか?

正直、本当に自分の時間を管理できていれば、最高な人生、生産性の高い仕事、豊かなで思い通りの生活ができると思います。

「時間を管理している時間がもったいない」という方もいるかも知れません。
尊敬できます。おそらく「最も必要な時間」というものを最大限理解していて、自分のリソースをどこに投下すべきなのかも認識しながら行動できているのだと思います。

一方、「自分の時間をうまく使えていない。」「いつも時間が足りず、追われている。」と言った方は、まず自分の時間が何にどのくらい使われていて、果たしてそれは最適なのかを理解するところから始めてもいいのではないでしょうか?

私の恩師もこんなことを話されていました。

仕事は、「準備」が9割

まさに、言い得て妙だと思う。

実際に準備において、「自分が何をすべきなのか」「どんな時間の使い方をすればいいのか」このあたりが、わかっている人ほど生産性高く、最高の成果を出せていると思う。

そんな人間になりたいので、私はこれからも「時間」を大事にして、時間効率厨を目指していこう。

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